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質問
今、話題の電子黒板本当に必要でしょうか?自民党の人は、学校の耐震工事と同時に必要だと言っていたのですが、必要でしょうか?
回答
わたしはその電子黒板を長年活用してきましたが、「今の教育現場に絶対に必要だ」と言い切る自信はありません。ただ、今話題になることによりなされている論議が「事実」にしか目を向けず、「真実」がどこにあるかをないがしろにしていることには憤りを感じています。「平成21年度の補正予算の中に各公立小中学校に1台ずつの電子黒板の導入が盛り込まれたこと」「電子黒板だけで100億円前後の予算になること」「教員委員会や現場でも、導入に後ろ向きな自治体が多いこと」これらのことは確かに「事実」です。しかし同時に、現実にその電子黒板を活用して実践を重ねている中に、この問題の本質である「真実」があり、そしてその真実は一般の方だけでなく多くの現場の教員や教育委員会の人たちの目にさえ触れられていないのです。その「真実」のすべてが、電子黒板の導入を肯定するものではありません。電子黒板も決して万能ではありませんので、メリット・デメリットそれぞれを持ち合わせ、電子黒板を導入したからすべての児童の学力が単純に向上するわけではないでしょう。しかし、電子黒板を活用することにより、今までのやり方では理解できなかったのに理解できるようになる児童・生徒がかなりの割合でいるのも事実です。中には、「電子黒板なんて使わなくていい」という子も出てきました。そのような子は大抵理解力の高い子で、電子黒板による視覚的な説明補助がなくとも教師の言語による説明だけで理解できてしまう子でした。確かに、言語による説明だけで理解してしまう子にとって、電子黒板を使ってしつこく説明がなされては嫌気がさしてしまうことも多かったのだと思います。電子黒板云々にかかわらず、一斉授業ですべての子にとって満足のいく授業をすることは、教育現場の永遠の課題です。ただ、意欲的な部分で理解力のある子に不利益を与えたかもしれませんが、理解するという意味ではその子たちにとっても決して不利益はありません。そして、クラスの中に理解するという意味で電子黒板による視覚的な補助説明が有効に作用する子がかなりの割合でいる以上、電子黒板は必要であると考えています。電子黒板にもさまざまなタイプがあり価格にも差があります。単純な比較はできませんが、たとえば70万円のものの効果を10とした場合、30万円のものの効果が9だったとしましょう。「価格は倍以上するのに効果は1割程度しか上がらない」。(単なるたとえ話で事実を話しているわけではありません。)このような場合であっても、「教育」に関しては、高速道路やダムと同じような単純な費用対効果では考えてほしくありません。少しでも効果が高いとおもわれるもの、そして指導者・児童双方にとって使いやすいものを導入してほしいと願っています。電子黒板の「真実」の一部を少しでも理解していただくために、ブログで情報発信をしています。ぜひ覗いてみてください。http://blogs.yahoo.co.jp/interactiveboard
出典:Yahoo!知恵袋
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